昨晩、TVを見ていたらスキージャンプの原田選手が報道ステーションに出ていた。引退ということで色々語っていたのだが、「いつまでも子供、少年です。」と言い切ったのを聞いて一瞬「何をいい年して言ってるの？」と思った。でも続けて「９才のときに初めてジャンプしたときの気持ちを今も忘れていない」と言うのを聞いて、原田選手のすべてに納得がいった。
えらそうなことを書いているのは百も承知だけど、そんな気持ちをずっと持ち続けているから今まで現役を続けてこられたんだろうし、すごくいい結果と悪い結果がでたのもそのせいだろうし、いつも笑顔なのもそのせいなんだろうね。なんだかとてもうらやましかった。
ここまでだと今日の分類がおかしくなるんだけど、そんな原田選手の笑顔を見ていると吉田良一郎さんを思い出したのよ。笑ったときの目の細さで思わず良一郎さんを思いだしたんだろうけど、あの笑顔の雰囲気は吉田兄弟二人共にあてはまるよね。
この兄弟も三味線で音楽を奏でることが好きで楽しくてただそれだけを追求してやってきてる感じだもん。
「いつまでも少年です」
胸張ってこの言葉を言えるってすごいことですね。
